小町食品株式会社様

インタビュー 2020/11/04

千葉県の名産品、落花生を味噌などで絡めた千葉のソウルフード『ピーナッツ味噌』。銚子市にある老舗製造会社小町食品株式会社では、ピーナッツ味噌を含め、味噌を使った商品でヤマニ味噌の味噌を使用していただいております。今回、小町食品株式会社より、代表取締役の泉川徳士様、取締役工場長の金胎智和様にヤマニ味噌と取引が始まった経緯からピーナッツ味噌のこだわりまでお話を伺いました。

 

ヤマニ味噌と取引が始まった経緯

「最初は、「じょうたみそ」さんがきっかけですかね。じょうたみそさん経由でまめっこを取り引きしていました。味噌ピーナツも、もともとは地元の別の味噌製造会社で作ってもらってたのですが、そこが味噌製造を辞められるというので、ヤマニさんにお願いすることになりました。それが大体5年程前になりますね。」

 

ピーナツみそに関してのこだわりは?

「実は、ピーナツ味噌で使う味噌っていうのは普通の味噌ではないんですよね。塩分が普通のものとは違うんです。味噌汁等で使う普通の味噌は塩分が10%~ぐらいなのですが、ピーナツ味噌で使う味噌は塩分5%ほどのものになります。ヤマニ味噌さんにも特注のものを作ってもらっています。」

代表取締役の泉川徳士様

取締役 工場長の金胎智和様

 

他の味噌とヤマニ味噌の違いはありますか?

「特に違うのは、『香り』ですね。あとは、後味がいいように思います。若社長が試行錯誤して一生懸命作ってくれたので(笑)美味しい味噌を卸してもらってます。正直大手の味噌屋さんとは全然違います。お客様からも大変評判はいいです。目に見えてファンが増えましたね、最近では個人で購入される人からも『味が違う』、『どこで買えるの?』といったお問合せを多数いただいています。千葉県内だけでなく、長野県や群馬県、埼玉県からの問い合わせもあってとてもありがたいです。」

 

最後にHPをみている方にメッセージを御願いします。

「ヤマニ味噌さんとは、大社長の頃からの長いお付き合いになります。品質を含め、変わらない良さがヤマニ味噌さんの良さですね。今後も世代を超えてお付き合いできればと思っています。

 

銚子市で長らく愛されてきた小町食品株式会社。家族経営のアットホームな雰囲気でしたが、製造に関しては、新商品の開発への取り組みなど老舗という立場にあぐらをかかず、常に挑戦する気概を感じました。ヤマニ味噌の味噌を使用しているピーナッツ味噌はHPでの問い合わせのほか、千葉県各地で展開する房の駅でも取り扱っています。

 

【企業情報】

小町食品株式会社

昭和25年創業の老舗食品製造会社。主に千葉県の名産である県産ピーナッツと県産農産物を活用した商品の加工、製造を行っている。ピーナッツ味噌などのお惣菜のほか、千葉県産落花生、柿の種、白胡麻、砂糖、水飴をじっくり煮詰め、カリッとした食感のせんべい状に仕上げた『あとひき小町』が名物商品。

http://www.atohikikomachi.co.jp/